
【新講座】フリーの翻訳メモリソフト「OmegaT」活用ワークショップ4月20日開講!
多段階翻訳処理で翻訳生産性を劇的に向上
TMとMTの統合が効率化のカギ
翻訳メモリ(Translation Memory=TM)と機械翻訳(Machine Translation=MT)は、一長一短があります。どちらか一方だけで翻訳の効率化を追求してもあまり効果が上がりません。
翻訳メモリツールは対訳データがなければ人間が一から訳文を作成しなければなりません。
極端に定型化した文書でない限り、翻訳メモリの完全一致は期待できません。
改訂版の翻訳などでは、用語や文体の統一のために翻訳メモリツールを使わざるを得ません。
翻訳ソフト(機械翻訳)ではユーザー辞書を反映させた訳文を自動生成できます。
翻訳ソフトでは、基本的に直訳で不適切な訳文になることもあるのでリライトが必須です。
翻訳ソフトでは、何度も同じような修正を繰り返さなくてはならないので手間がかかります。
従来、このような問題点が指摘されてきましたが、TMとMTを統合することで一気に解決できるようになりました。
TMとMTをシームレスに連動する多段階翻訳
翻訳ソフト(機械翻訳)に翻訳メモリ機能が搭載されて翻訳支援ツールは大きく変わりました。
対訳データベースに登録することで、訳文の修正は一度で済むようになりました。
さらに、定型文の変動要素にタグ付けすると、その部分を自動翻訳し、定型文のタグの位置に埋め込んで出力する機能が追加されたため、対訳データがさらに活用できるようになったのです。
最先端の翻訳ソフトでは、TMとMTをシームレスに連動できるようになっています。
原文を読み込んで「翻訳」ボタンをクリックするだけで、以下の作業ができます。
(1)翻訳メモリを検索して、完全一致文があれば訳文を出力
(2)翻訳メモリを検索して、パターン一致文があれば変動部分を機械翻訳した上でタグ部分に埋め込んで訳文を出力
(3)翻訳メモリにマッチしない場合は自動的に機械翻訳エンジンで訳文を生成(ユーザー辞書の利用)
このように必ず訳文が出力されます。しかも、どの段階で生成された訳文なのか、色分けされるので一目で分かります。
人間の翻訳と同じ作業手順で
ツールを使う場合、できるだけ従来の作業手順に則していた方が馴染みやすいものです。
この多段階翻訳処理はまさに従来の作業手順です。
●旧版の原稿と照らし合わせて、全く同じ部分はそのまま再利用する
●一部分が変更になった文は、旧版の文体を参考にして訳を追加する
●まったく新しい文は支給された用語集などを参照して自力で翻訳する
この一連の作業を翻訳ソフトが高速処理してくれます。
翻訳者の主な仕事は訳文のチェックとなります。しかも、時間に余裕ができるので、調査や推敲が十分にでき、訳文の品質向上につながります。
道具を使いこなすには練習が必要です
どんな道具でも効果的な使い方があります。
使い方のコツをマスターするには正しいトレーニング受ける必要があります。
高価な翻訳メモリツールや翻訳ソフトを購入したが使いこなせないという人がほとんどです。
個々の機能がわかっても効率化にはつながらないからです。
それでは、Multi-Step Translation Processにはどのようなスキルが必要でしょうか?
|