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翻訳というと、原文の単語を日本語の単語に置き換える機械的な作業を思い浮 かべるかもしれませんが、実際にはまったくちがいます。
翻訳とは、原文のイ メージを捉え、それを改めて日本語で表現する能動的な営みであり、自分の知 識や経験、感性を生かす個性的で創造的な行為です。そして、それは同時に三
重の意味で感動的な行為です。
原文のイメージを捉えられたときに「わかっ た!」という喜びにひたり、続いて、原文が優れた作品であれば、原文のスタ イルや捉えたイメージの中身に「すばらしい!」と感動し、さらに、それをう
まく日本語で表わせたときに「できた!」と快感を覚えます。これこそが翻訳 の醍醐味でしょう。
翻訳は機械的作業ではないのですから、この授業では、たんに訳文に○×をつけ、○の訳文をただひとつの「正解」にし、それを丸暗記 したりすることはありません。原文から訳文に至る過程、つまり、イメージを
捉え、表現するプロセスを重視します。
長文を使い、なぜ、どうして、どう やって、ということをみなさんといっしょに考えながら、実践的な演習をして いきます。もちろん、翻訳が創造的な行為である以上、試行錯誤や「産みの苦
しみ」がつきものですが、それを乗り越えて腕を磨くとともに、翻訳の楽しさ を味わってもらえればと思っています。
受講の前に、まずはあなたの今の翻訳力を診断します。
お気軽にチャレンジしてください。
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