翻訳にはどのような分野があるのでしょうか?

大きく、1. 文芸翻訳と 2. 産業翻訳/実務翻訳/ビジネス翻訳/技術翻訳という2つのカテゴリに分けられます。

文芸翻訳とは、主に文芸出版物の翻訳を言います。他の言語から日本語へ翻訳する際、ありとあらゆる手段を講じて言葉を紡ぎ出す作業は、ある意味、作家と同じであるという事もできます。また逆に日本語を他言語に訳す際も同様に、訳者の教養がとても大きな鍵になります。

一方、産業翻訳、実務翻訳、ビジネス翻訳、技術翻訳と呼ばれるものは、常に現場があります。金融、医療、特許、法律、ITなど、様々な場面において、その範囲は広く、ニーズが高いのが特徴です。

  バベル翻訳専門職大学院・堀田副学長に聞いてみました!

翻訳の分野、領域は人間が扱う情報領域ということですから、膨大な分野が考えられますが、典型的なものは4つの領域にあり、これはバベル翻訳専門職大学院の専攻分野に対応します。

 

  1. 文芸

  2. 金融・IR

  3. 特許・技術・医薬

  4. リーガル

1. 文芸翻訳 圧倒的多くの出版物として世に出されるものはノンフィクション、すなわち、実務、実用書です。

2. 金融・IR 典型は、IR、すなわち、アニュアルレポートに代表されるようなインベスターリレーションの領域、今は大手の日本企業の4割近くは外国人投資家、機関投資家が占めているので企業情報を英訳し、公開する必要があります。

3. 特許・技術・医薬 テクニカルな分野で、この分野には翻訳支援ツール、機械翻訳が入り込んでおり、これらを有効に活用していくことが求められています。

4. リーガル翻訳 典型は契約書、裁判訴訟資料等の翻訳です。リーガルコードが優先される、現代のトランスナショナルなビジネスでは、必ず登場する文書で、上記3つの分野にも必ず、必要となる翻訳分野です。

 

以上が典型的な、ビジネスとして翻訳をする際の分野です。しかし、敢えて申し上げれば、これらの領域の間にあるニッチな領域を自分の専門としてもつという戦略も捨てがたいと言えます。