BUPST、ワーキングスカラーシップを選んだ理由 岡田寿子さん

岡田寿子さん

翻訳を基礎から総合的に学べ、修士資格が取れる教育機関はBUPSTしかないと思い入学しました。私は、ある程度の英語力はあっても何が足りないのかがわからなかっ・スので、追求することもできずにいました。今は、BUPSTで学習するほどに、自分の弱点がはっきりと見えてきて、足りなかったパズルのピースを少しずつ埋めているような気分です。入学する前は、修士号を取れる能力など私にはないと思っていましたので、翻訳修士を目指すなどとは思いもしませんでした。でも、あまりにも大きな目標を持ってしまうと、当然、勉強はしなければならなくなり、自ずと入学前よりも時間の使い方が上手くなりました。今では、仕事と勉強の両立もできるようになり、その上、毎日が充実してきたように感じます。

ワーキングスカラーシップへ申し込んだのは、授業料が簡単に払える額ではなかったからです。
ワーキングスカラーシップの仕事をするということは、講義をこなすだけでなく、3つのことを両立するという点でも不安でしたが、先日、初めてお仕事をいただき、学習で蓄積した知識や技能を実践できる場だということに気がつきました。毎日の勉強、毎週の課題提出、返却された評価コメントの復習をする中で、クラスメートがいない通信制の場合、満足して喜ぶのも、落ち込んで解決するのもすべて自分自身です。もしこれがプログラムの全てだったとしたら、エネルギーはたくさんあるのに発散する場がない、ということになっていたと思います。でも、ワーキングスカラーシップの仕事で自分の成果を試すことによって、翻訳家の仲間入りをしたような感覚が得られます。

そして、また一歩先に向かって精一杯頑張ろう、と思わせてくれます。