翻訳は日本とつながるツールの一つ 上品 朋子さん

上品 朋子

 私は幼い頃からアメリカに住んでいて、日本にも殆ど帰っていません。従って昔から日本との繋がりも殆どありませんでした。その為、翻訳はある意味その数少ないつながりの一つでした。例えば本を読んでいる時、「これが日本語だったらこんな感じかな」と想像してみたり、翻訳された物を読んで「私だったらどう翻訳してたかな」と考えてみたり。 他にも、母の為に説明書等を翻訳したりと、翻訳は私にとって日常の一部でした。ですが、その翻訳を「仕事」にするには不安があったんです。ちゃんと勉強して翻訳を覚えたわけでもないのに、翻訳家になっていいんだろうか?と。  そんな時、母からバベル翻訳大学院の事を聞きました。私は直ぐにバベルのホームページを確認して思ったんです。「此処なら私の望むような翻訳家になれるかも」と。また、ワーキングスカーラーシップがあるのもバベルを選んだ理由の一つでした。勉強をしながら経験をつめる上、学費も安くなる、という所が私には魅力的に感じたので。  私は少しせっかちですが、落ち着いてバベル翻訳大学院でベストを尽くしたいです。